ポジティブ・ディシプリン®︎
普及拡大プロジェクト
ポジティブ・ディシプリン®プログラム、新しいステージへ!
2023年度、地域主導型で持続的なポジティブ・ディシプリン®のプログラムの実施とファシリテーター養成を可能とする基盤を強化し、養育者のプログラム参加の機会と事業対象地域の拡大を目指すプロジェクトを3ヵ年計画で展開します。
本プロジェクトは、1年目の活動を日本財団の助成事業として実施しています。

2017年にプログラムを開始してから、その実施を支えるカントリートレーナー(CT)やプログラム・ファシリテーター(PF)の数が不足しており、その高まる要望に対応が追いついていませんでした。また、各地域に点在する既存のPF(15名)の知見をプログラムの全国普及のために戦略的に活かせていないことも課題でした。
*ポジティブ・ディシプリンの国内外における普及の状況はこちら
本プロジェクトでは、国内6地域(東京都、宮城県、福島県、愛知県、大阪府、福岡県)において、、PFを養成するCTの養成と、プログラムを実施するPFの養成と、PFを養成するカントリー・トレーナー(CT)の養成を並行して実施することで、以下の実現を目指します。
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各県に配置されるCTによって既存事業地のPFが養成され、また新規事業地への派遣を通してPFを養成することが可能にする
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養成されるPFによって養育者を対象としたプログラムの実施回数や持続性を高める
2023年4月~2026年3月(3年間)
・6名の認定カントリー・トレーナーが各地域に誕生します。
・最大40名の認定ファシリテーターが誕生します。
・最大640名の養育者がポジティブ・ディシプリン®の標準プログラムに参加します。
・養育者640名の養育者が、子ども806名*に対して、プログラムで学んだことを実践します。 *令和4年度合計特殊出生率より算出
世界各国で推進されるポジの普及モデルは、プログラム開発者のマスター・トレーナー(MT)が各国にCTを養成し、その認定を受けたCTのみがプログラム実施を担うPFを養成する仕組みとなっています。
本プロジェクトでは、カナダよりMTを招致し、日本で2名の既存の認定CTと協力して、国内のCT候補者6名に対して養成研修を行います。並行して、CT候補者は、MTと既存の認定CTの伴走支援を得ながら、PFを養成します。
2023年12月12日〜15日@仙台開催の養成研修に向けた募集説明会は全て終了しました。
次回の養成研修は2024年8月を予定しています。2024年1月頃に説明会についてご案内予定です。
*PCでは、チラシ画像右上のアイコンから、プリント・ダウンロードが可能です。
ポジティブ・ディシプリンは特定非営利活動法人きづくの商標登録です